「期待しない会話術」で、今すぐ言うべきことを言う方法
こんにちは。上村です。
前回のブログ で、「言うべきことが言えないのはなぜか?」というお話をしました。
じゃあ、どうしたら言うべきことが言えるようになるのか?
「根性をつける」
いえいえ、そんな根性論で片付けようという気はありません。(笑)
「言うべきことが言えない理由」
それは何でしょうか?
どうしたら言うべきことが言えるようになるのか?
実は簡単です。
「たった一つの心がけ」をすればいいのです。
こう自分に言い聞かすのですね。
★期待するな
と。
世間では、期待するのはいいことだと思われています。
「上司に期待する」「部下に期待する」「先生に期待する」「恋人に期待する」「友達に期待する」「政治に期待する」・・・
「期待する」というのはプラスの感情ですね。
でも僕は、こう考えるのです。
期待して叶わなかったら、どうなるのか?
「ヒネクレ者」と罵倒しないでください。
これは実は、深い話なのですよ。
「実現に向けて、もっと期待しよう」
そんな前向きな人はOKです。
ところが期待が外れると、たいていは「不満」が残りますね。
「給料が上がるぞ」と期待して、上がらなかったらどうなるか?
不満が渦巻きます。
「好きな女性社員といっしょに仕事ができるぞ」と思っていたら、
その女性は、別の男性社員とコンビを組んでしまった。
するとどうなるか?
悲しくなりますね。
やっかいなのは、不満というのはどんどん内向化していくことですね。
「自分は不満を持っている」と、口に出して言える人はあまりいない。
異性関係を例に出すとわかりやすいです。
相手に対する期待が膨れ上がるほど、期待は裏切られることがあります。
そこから相手に対して「不満」が生じてくる。
不満は、内向化していきます。
言いたいことも言えなくなって、不満だけが募っていく。
もはやその関係はマズイ状況に。
では「言うべきことを言う」ためにはどうしたらいいか?
期待しなければいいのですね。
するとこだわりがなくなるので、どんどん思ったことが言えるようになります。
相手におもねる気持ちがなくなるからです。
期待していない相手には、何でも言える。
自分がどう思われても関係ない。
「自分をよく思ってほしい」という気持ちがないのですから。
むやみに期待をしてはいけない。
「職場は好きな人だけいてほしい」
と期待してもダメなのです。
そう思った時点で、もっと事態は悪くなっていきます。
「何とか社内恋愛を成就したい」
と気張ってもいけない。
それはなるようになるものであって、
そこに期待が加わったら、なるものもならなくなる。
「期待するな」と言ったら、厭世的なことのように聞こえるかもしれない。
でも、もちろんそんなことではないのです。
「期待しない」ことで、かえって自由になる。
不満から解き放たれて、言うべきことも言えるようになってくる。
周囲にモノが言えないのは、妙に期待し過ぎているからですね。
何を期待しているのか?
つまり、「自分のことをわかってくれるだろう」と期待しているのです。
でもそれは裏切られる。
「わかってくれるだろう」なんて思ってはいけない。
「期待」という重荷を追放して、もっと精神的にラクになるべきです。
「期待せず」を心がけると、かえって「期待できる状況」が生まれてきます。
それは精神的に自由になったおかげで、自分の力を発揮できるようになるからですね。
これぞ、「期待しない会話術」の極意なのですよ・・・。
今回のまとめ
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「無用な期待」から遠ざかろう。
それはあなたを自由にします。
言うべきことが言えるあなたを作るのです。
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あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、
たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。