簡単に告白する方法
こんにちは。上村です。
こんな話を聞いたことがあります。
ある男性が、常連にしている喫茶店に、素敵なウェイトレスが採用されたのです。
「やった~。これからもっと通うぞ」
と普通の男性は思うかもしれない。
ところが彼は「内向的な性格」。
その女性が目的で喫茶店に行くことに、なんとなく気が引けてしまったのです。
人間心理って複雑ですね。(笑)
当然ながら喫茶店には行きたい。
今まで以上に通いたいのです。
そこで彼はどうしたか?
喫茶店で仕事をすることにしたのです。(笑)
といっても、「喫茶店で働く」という意味ではありません。
自分の仕事、手軽な資料整理とか、そういうのを喫茶店でする。
「資料整理」という大義名分ができて、喫茶店に迷わず行くことができたのです。
元々迷う必要なんてどこにもないのですが、まあでも、通いやすくなったのは事実。
それはなぜか?
「資料整理」という大義名分ができたからですね。
「会社でしろよ」という基本的なツッコミはしないでください。(笑)
彼の場合は、喫茶店でするから意味があったのです。
じゃあ、例えば「告白」などという、重い行為はどうしたらいいか?
「大義名分の法則」を利用すれば、告白もスンナリできる。
「告白」ということに、重たい気持ちを持たないようにすればいいわけです。
「告白には告白にふさわしい場所で」
とか考えると、もういけない。
「重いもの」が「ますます重く」なってしまいます。
普通に道を歩いて、信号待ちの時にでも、
「君のことが好きなんだよね」とさりげなく言えばいいのですね。
「散歩していたんだけど、何となく告白してしまった」
わけです。
この場合、「散歩」というのが大義名分ですね。(笑)
なぜ告白しやすくなったかというと、告白そのものに意識が集中しなくなったからです。
例えば、会社勤めをしている人が、人事異動になったとしましょう。
でも、彼は部署を換わりたくない
自分の性格にそぐわない部署だし、新たな人間関係も不安。
「だからイヤです」・・・とは言えないものです。
命令だからしょうがない。
特別な事情ならともかく、「イヤだからイヤだ」ではどうにもならない。
この場合も、自分がどう考えようと、そうしなきゃいけない力が働くのです。
それが「会社命令」ってヤツですね。
「社命」という大義名分なのです。
例えば、自営業の方でもそうですね。
「働かないと収入がないぞ」という大義名分の前には、サボっている場合ではなくなってくるのです。(笑)
今回のまとめ
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目的に押しつぶされそうになった時は、別の目的を考えてみる。
それがリラックスして取り組める秘訣です。
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